土石流で問題になっている盛り土とは?

お知らせ

まずは今回の熱海で発生した土石流災害につきまして

心よりお見舞い申し上げます。一刻も早く、不明者の皆さんが

救助されることを心より願っております。

今回度々、報道にあがるワード『盛土』。この盛り土とは

一体何なのでしょうか?

盛土とは土地(斜面や低地)を造成する際に、土を盛って平らな敷地

を造成することをいいます。宅地造成の際には、土地を削って造成する

切土(きりど)と土を盛って造成する「盛土」、その両方を同時に

行う造成方法があります。一定規模の宅地造成では、切土で出た土を

盛土に使うことが多いようです。その際、盛土部分は十分な締め固めが

行われないことが多く、盛土部分の地盤が軟弱であったり、地盤強度に

差が生じて不動沈下しやすくなります。また、田畑などに盛土して道路面に

あわせる宅地造成もあります。この場合も盛土には強度はなく、

地盤補強工事などの対策が必要です。

つまり、盛土された土地は地盤の軟弱さに不安がついて回るということです。

しかも今回盛土に使われた土は産業廃棄物が含まれていたそうです。

こうなってくるとただの自然災害とは言えなくなるかもしれません。

上越市でもハザードマップにより、雨で被害が想定される地域が確認できますが

一番はその地域に昔から住んでいる人たちの情報だと私は思っています。

「昔から雨が降るとあのへんは水に浸かる」とか、「昔よく土砂崩れがあった」

と言った言葉を聞いたら注意してください。また私たちがそういった情報を

子供たちに伝承していくことも必要でしょう。

今家が建っている場所が不安だという方も是非お気軽にご相談ください。

ちなみにハザードマップは上越市のホームぺージから確認できます。

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